1/150の焼津

焼津市をモデルにしたNゲージの街並みを作っています。焼津の街並みをそのまま模型化するのでは無く、近隣の静岡市、藤枝市など地元の思い出深い風景、柴又やハワイの要素も取り入れた街並みを制作中です。

カテゴリ: 映画、ドラマ鑑賞記

7月8日に発売された『男はつらいよ50 おかえり寅さん』の豪華版Blu-rayを購入しました。


20200709_211549





映画の内容に関しては以前、公開時に感想を書いたので今回特筆する事はありませんが今後、自宅で何度も観直そうと思っています。


今回ソフト化にあたって豪華版が発売されましたが販売ルートによって特典が異なっていました。
例えば楽天で購入するとポストカードとポスターが付属したりAmazonで購入するとプレスシートが付属する等々…

さらにバンドル商品としてローソンだとモンチッチとコラボした人形トラチッチが付属、Amazonでは寅さんの着用していた指輪のレプリカが付属しています。


トラチッチは以前、数量限定発売したのですが好評で入手困難だったので欲しいと思ったのですが僕は以前からこのブログでも書いてきましたが劇中に登場するアイテムが物凄く好きなのでトラチッチは諦め、指輪欲しさにAmazonの方で購入する事にしました。


こちらが特典アイテムの指輪です。↓

20200709_211827

艶やかかな金色で『寅』の文字がインパクトのあるデザインです。

20200709_211833


こんな感じで厚紙製の小箱に入っていたのでいずれ指輪を飾る為のケースを購入しようと思っています。↓
20200709_211634


ちなみに本物の指輪はもっとシンプルで『寅』の文字もありませんでした。↓
(この写真は以前『寅さん記念館』で撮影した本物の指輪です。)
IMGP4231


しかし今回のレプリカはこの本物の指輪の型を取って制作されたそうなので多少デザインは違えどとても貴重なアイテムです。


ソフトの豪華版に付属している特典といえばメイキング映像などを収めた特典ディスクやブックレットのみというのが多いですが僕は今回のようなオリジナルアイテム(できれば劇中に登場するアイテムだと最高)なので物凄く嬉しかったです。


他にも非売品のプレスシート(試写会等でマスコミ関係者に配布される簡易版パンフレット)も特典として付属していました。↓

20200709_211458


特典ディスクは110分の内容となっているのでまた時間のある時にゆっくりと観たいと思います。


映画『男はつらいよ50 お帰り寅さん』を観ました。


今作は22年ぶりの新作で50周年でありシリーズ50作目という記念すべき作品です。


1年以上前にこの映画の公開が発表されてからずっと公開を楽しみにしていました。

諏訪家の3人や泉ちゃん、リリーさんなどのキャストが再集結するという事も嬉しかったですし作品の出来も期待していました。

映画を観た率直な感想ですが「良かった」です。
でも「物凄く良かった。最高だった。」と言い切れない部分もありました。


とりあえず良かったところを上げていきます。


以下ネタバレです※

ますは50年前の映画の映像が回想シーンとして挿入されているのですが映像が物凄く綺麗になっていて驚きました。
K4デジタルで映像を修復しているという事は事前に聞いていましたがこれほど綺麗になるとは思っていませんでした。
新規撮影した現代の映像と違和感が無く、繋がっていました。

そして今回の映画がただのダイジェスト的な、たんなる総集編のような作品では無かった事に安心しました。
過去の映像はふんだんに使われていますが回想シーンとしてテンポ良く新規撮影された物語に違和感なく挿入しているのが良かったです。

回想シーンに登場する寅さんのやり取りが面白くて場内からは笑い声が聞こえました。
何度観ても面白い作品だという事を改めて感じました。

映画の冒頭が夢から始まるという演出もシリーズを踏襲して良かったです。

今の柴又の風景が登場し、改装されたくるまやが自然に登場しているのも良かったです。

満男の娘の「今どきこんな子いないだろ」と思うような綺麗な話し方も良かったです。
『東京家族』や『家族はつらいよ』の蒼井優さんを観ても思った事ですがあの独特の話し方は嫌じゃないです。





しかし目に付くというか気になる点も数多くありました。

今作のオープニングテーマを歌うのは渥美清さんではなく、桑田佳祐さんだったのですが桑田さんのミュージックビデオなのかと思う程に桑田さんがオープニングに登場していて驚きました。
『ハイビスカスの花 特別編』の時は八代亜紀さんがオープニングを歌っていましたが本来の歌い手(渥美さん)が亡くなったら他の人が代わりに歌わなければならいルールでもあるのでしょうか?謎です。

桑田さんの事は大好きですし桑田さんの歌うオープニングも悪くなったですが歌っている本人が全面に映り、物凄く悪目立ちしていたのが残念でした。
これがミュージックビデオならともかく映画本編にこの登場の仕方は無いだろ…と思いました。
ちなみに桑田さんはオープニング以外には登場しません。

そして48作目『寅次郎 紅の花』のラストで結ばれたと思っていた満男と泉が結婚していなかった事実がショックでしたし結婚しなかった理由も弱くて説得力に欠けていました。
シリーズ後半に何作にも渡って描かれてきた満男の恋の末路が呆気なく結ばれなかったという事に落胆しました。

UNHCR職員となった泉が参加している会見シーンで語られる難民のエピソードや泉が満男に話す体験談などは取って付けた情報のような感じで浮いていました。


泉の父親が『寅次郎の休日』の状況から今作のような状況になるまでの経緯も説得力に欠けます。
あまりの変貌にショックでした。

出版社での編集長のやり取りは全く面白くないですし無駄なような感じがしました。
というか過去の寅次郎の登場する映像では笑えるシーンがたくさんあるのに新規撮影部分は暗くて湿っぽいシーンが多いですし笑わそうとしている部分は完全に滑ってました。

朱美は前作以上に煩くて下品なキャラクターになっていましたし今回登場する朱美の息子のキャラクターはさらに酷かったです。
朱美自体は嫌いなキャラクターでは無かっただけに残念でした。

そして時折、寅さんが亡霊のように後ろに現れるシーンがありますがもの悲しいげな雰囲気で本物の幽霊のようで見ていて悲しかったです。
寅さんは生きているのか死んでいるのか不明なままぼかした感じで良かったのにあの亡霊のような合成のせいで完全に死んだ人みたいな感じになってしまって悲しかったです。

あと映画本編とは関係ないですが1年くらい前に公開された寅さんが渋谷のスクランブル交差点の雑踏を歩いているポスターの合成っぽさ丸出しのセンスの無さにも飽きれています。




他にも言いたい事は山のようにありますが渥美さんが無くなってシリーズが中途半端に終わってしまったせいで曖昧なままだった満男と泉の関係に一区切りついた事と50作品目という区切りの良い記念作品をちゃんと映画として公開できた事だけでも満足しています。

シリーズのファン、全作品を観た人に対するプレゼントのような作品でした。

今後の諏訪家や満男の人生も気にはなりますがもう今回のこの作品で綺麗に終わってほしい、もう続編はいらない。これ以上余計な事はしなくても良い。というのが僕の勝手な感想です。

49作目としてカウントされている『ハイビスカスの花 特別篇』は本当にただの焼き直しで新規撮影部分もかなり微妙でシリーズ中のひとつの作品としてカウントする事も最終作としてあり続ける事にも不満があったので『ハイビスカスの花 特別篇』よりもかなりマシな作品が区切りの良い最終作として今回公開してくれて良かったです。

パッケージ化したらたぶん豪華版を購入すると思うので今から発売が楽しみです。








ちなみに映画パンフレットとノベライズも購入しました。↓

20200106_151031

パンフレットは1200円と高めですが厚みがあって過去のシリーズを網羅した内容なので読み応えがあります。
ただ過去のシリーズの事より今回の映画の新規撮影部分のメイキングや設定などをもう少し載せてほしかったです。
パンフレットとは別に設定資料集を出してほしいくらいです。


ノベライズはなんと小説家の小路幸也先生が担当しています。
小路幸也先生の『東京バンドワゴン』シリーズは大好きで毎年新刊を購入しているので今作のノベライズを担当していると聞いて驚きましたし嬉しかったです。
映画のノベライズというと無名の作家が執筆していて内容や文章が稚拙といった印象があり、監督自身が執筆している物(例えば岩井俊二監督など)でも無いと購買意欲が湧きませんが今回は執筆者の名前を見てすぐに購入しました。

ノベライズの内容ですが200ページ以内で字も大きくて読みやすかったです。
2時間程度で読んでしまいましたが映画では語られなかった満男と編集担当者の高野さんとの関係や満男の心情などがわかり、より深く作品を知る事ができました。
編集長や朱美の息子など映画を観てあきらかに無駄だと思っていたキャラクターが登場しなかったのも良かったです。

映画を観てその辺が気になった方は是非とも読んで欲しい作品です。




あと映画の話に戻りますが作品に登場する『ジャズ喫茶リリー』というお店の中にあるステンドグラスは藤枝市にある工房さんで作られています。

この作品の為だけに作られたというそのステンドグラスのレプリカが藤枝市内にあるシネプレーゴという映画館に展示されていました。

焼津市の隣町で作られた物が好きな作品で使われていると思うと嬉しくなります。





以上です。




とても面白いと思った映画を観た時にその映画に登場するキーアイテムが気になってしまいます。
それが商品化していたり既製品だったりすると欲しいと思ってしまいます。

例えば前に紹介しましたが中島哲也監督の『パコと魔法の絵本』に登場する飛び出す絵本です。↓

イメージ 1


商品化にあたって劇中であったギミックが簡略化されているのが残念ですが映画さながらの出来なので満足しています。↓

イメージ 2



同じように映画の中で登場する絵本がそのまま商品化されるパターンでは『いま、会いに行きます』で竹内優子演じる母親が子供の為に作った絵本があります。↓

イメージ 3



こちらは映画に登場するけれど元からある既製品の絵本。↓
海外の輸入本です。
『珈琲時好』という小津安二郎生誕100周年記念作品でヒロインが子供の頃に読んだ覚えがあって探していた絵本です。
イメージ 4




映画が公開された際に劇場で売っているオリジナルの映画グッズもとても興味深いです。
主にボールペンやケータイに付けるストラップなどですが劇中に登場するアイテムを模している事が多々あります。

こちらは『ハチミツとクローバー』という映画に登場する木彫りの人形です。↓
劇中で放浪癖のある先輩が主人公にお土産として渡した物です。
もともとは劇場で売られていたストラップに付いていたマスコットですがあえて金具を外して置物として飾っています。劇中の物よりも小振りなのが残念です。
イメージ 5



こちらは映画『ソラニン』の劇中でたびたび登場する主人公の身に着けているマスコットです。↓
もともと映画の原作になっている漫画の劇中にも登場しているオリジナルのマスコットです。
イメージ 6




映画『そのときは彼によろしく』で主人公が子供の頃にヒロインにプレゼントしたプリズムです。↓
確か劇場で売られていたストラップに付属していたマスコットです。
プリズムはこの映画の大事なキーアイテムになっていて劇中では双眼鏡を分解すると中に入っているという描写ですが実際に双眼鏡を分解した事がないので分かりません。
イメージ 7

映画自体に思い入れは無いのですが市川拓司の原作を映画化するずっと前に家族が買ってきて回し読みしていたので映画化が発表された際に家族間でキャストのイメージに関して論争が起きた事を覚えています。







熊澤尚人監督の『虹の女神』でヒロインのケータイに付いているストラップ。↓
ヒロインは大学で自主制作映画を撮っているのでこのようなカチンコのマスコットが付いたストラップになっています。
劇中では注目して観ていないと見逃す程度しか映らないのですがヒロインのケータイ自体が映画の重要アイテムになっているのでやっぱりこのストラップは重要アイテムでもあります。
イメージ 8




こちらは岩井俊二監督の映画『花とアリス』で重要なアイテムのハートのAのトランプです。↓
パンフレットの付属品で栞になっています。なので右上に栞の紐を通す穴が付いています。
イメージ 11





トランプの柄が劇中でもキーになっています。↓
ただのハートのAが描かれたトランプはその辺にもありますからね。
映画オリジナルの柄である事が重要です。
イメージ 12







三池崇監督の実写映画『ヤッターマン』で嵐の櫻井翔の演じる主人公が身に着けているネックレス。↓
元になったアニメでも身に着けているネックレスですが実写化に合わせて格好良くデザインがリファインされています。

イメージ 9

でも大振りで普段使い出来ないデザインです。
何故購入したのかイマイチ覚えていません。



こちらも三池作品ですが『スキヤキ ウエスタン ジャンゴ』という和製マカロニウエスタン映画で伊藤英明演じる主人公のガンマンが被っているテンガロンハットです。↓
何故かLEDが内蔵されていてボタンを押すと正面が星型にピカピカと光るギミック付です。
劇中に無かった失笑物のギミックが付いているのが謎です。こちらも何故購入したのか覚えていません。
イメージ 10


次回に続きます。

↑このページのトップヘ