前々回の記事で考察を行った亀家本舗を作っていきます。


まずはベースにするストラクチャーを考えていきます。
当初はジオコレの茶屋などの2階建ての日本家屋の店舗をベースにして2階、3階はグリーンマックスのビジネスビルやプラ板を使って自作する予定でした。

しかし実際の店舗を良く見て考察した結果、1階の店先周辺を参道の他のお店に合わせて日本家屋っぽくしているだけで建物は完全なビルである事に気が付きました。

そこでベースにするストラクチャーはトミックスのスクエアビルにする事に決めました。↓
ビルの正面側だけ色が違う所も亀家のビルに似ていると思います。
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まずは2階までをモルタルっぽく見えるようにアイボリーに塗装し、3階から上はダークグレーに塗装しています。
実際の店舗では2階の外壁は建築当初の壁が見えている状態で3階から上は外壁の表面にタイルのようなカバーをしている感じだったのでそれを塗装で表現しました。
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庇屋根を付ける為に1階の両端に外壁を増築しました。↓
他にも2階へ上がる階段の入口などをプラ板で作っていきます。
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ビルの正面以外にはウェザリングをしました。↓
今まで散々トミックスのスクエアビル、ラウンドビルを購入してきましたがウェザイリングしたのは初めてです。
今回は昭和の柴又をイメージした風景を作っているのでその中でただでさえ目立つ現在的なビルであるこの建物を周囲に馴染ませる為にウェザリングを行いました。
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続きます。



今日の一枚は前回の記事で紹介した茶トンを帝釈天の前で撮影してみました。↓
スケールが違いすぎるので撮影には苦労しました。
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話しは変わりますが今月のRMMをようやく読みました。
立体交差の特集記事は面白く、アンダーパスの制作例ジオラマは見入ってしまいました。
前号から引き続き紹介されていたユニットジオラマも基になったストラクチャーを活かしつつ、本屋など内部の再現や庭の作り込みなど見応えのある内容でした。