このゲームのメインモードを攻略していく際にステージにある建物を全て破壊すると『ジオラマモード』という機能でゲーム上でジオラマを制作して撮影する事ができます。
例えば埠頭のステージで全ての建造物を破壊すればジオラマモードで埠頭のジオラマを制作できるようになるのです。
どこまでも特撮好きに寄り添ったゲームなのだと感心します。
こちらがジオラマモードの画面です。↓
まずはベースになるジオラマを選んでそこに怪獣のフィギュアを置いてアングルやズームを調整できるのです。
かなり細かい設定まで出来て結構本格的です。
怪獣フィギュアもベース同様にそれぞれ条件を満たす事で入手できます。
こちらは埠頭のジオラマです。↓
写真左側のリストは使用できるジオラマのリストです。
この写真はゲームクリア前に撮ったのでまだ伏せられている箇所がありますがクリアするためにはステージ上の建造物を出来る限り破壊してGエナジーを貯めなければならないのでクリアすれば必然的にジオラマのベースも全て集まります。
ただ残念なのはストーリーモードに登場するステージに比べて物凄くジオラマベースが狭いので建造物も少なくてなんか寂しい感じがします。
ストーリーモードよりも落ち着いて好きなように取れるのですが臨場感は足りないです。
こちらは幕張をイメージしたステージのジオラマです。↓
ストーリーモードに比べてかなり簡略化されています。
こちらはコンビナートのジオラマ。↓
こちらは都心のジオラマ夜バージョンです。↓
最初からベースに炎が附属しています。
周りを囲む背景などデジタルなのに本当のジオラマをちゃんと律儀に再現しているのが面白いです。
ズームで色々と観られるのでつい看板の裏側や室外機など細かい所をチェックしてしまいましたが中々良い出来です。↓
はっきり言ってまだ全然この機能に慣れていないのでまともな写真が撮れませんでしたがいずれ格好良い特撮写真を撮ってみたいと思います。
さてここからはこのゲーム全体の感想になります。
良かったところはなんといっても特撮的な演出が良く出来ているところです。
昨年末に逝去された川北紘一監督のような特撮演出は最高でした。
建物の破壊される直前に起こる発光。そして火花、煙。
爆発する際に建物の瓦礫が大きすぎるのが気になりましたがそれ以外は完ぺきでした。
特撮カメラという機能も本当に特撮的なアングルでゲームを楽しめて初めてその機能で観た時は感動してしまいました。
特撮カメラを用いたアングルはどれもあまりにも絵になる光景でゾクゾクしました。
怪獣のグラフィックも巨大感が良く出ていましたし全身の各箇所が連動する生物的で躍動感のある表現は最高に格好良かったです。
熱線を吐く際には前傾姿勢になるゴジラなど着ぐるみだけでは表現できない平成ゴジラのポージングも新鮮でした。
登場する怪獣も決して多いとは言えませんが昭和と平成の怪獣の登場バランスも良かったと思います。
何よりも新怪獣のハリウッド版ゴジラの登場が嬉しかったです。
数多くの特撮兵器の登場も嬉しかったです。
しかもそれぞれ攻撃法など個性がちゃんと描かれていた事が良かったです。
明らかに映画での戦いの舞台になった場所をイメージしたステージも物凄く雰囲気が出ていて嬉しかったです。
特に横浜と幕張が良かったです。
平成ゴジラシリーズの名物だったクライマックスの舞台の巨大ジオラマの感じが良く出ていました。
残念だったところはゴジラ以外の怪獣を操作できないところです。
これは痛いです。
せっかく各怪獣たちの個性をしっかりと描いていたのだから怪獣を自由に選択して対戦できるモードがあれば尚良かっただけに本当に残念でした。
今後このゲームのPS4版が今夏、海外向けに発売予定で日本でも発売時期こそ未定ですが発売予定なのでそちらでは色々と改善されたり新要素の追加などがあるかもしれないですね。
ただPS4を買う予定が今のところ全く無いので困っています。
こちらは海外向けに発売される今回のゲームのPS4、PS3版のトレーラーです。↓
同じゲームのはずなのに印象が随分と違うのは海外に照準を合わせているからでしょうか…
2016年には日本で製作されたゴジラ映画の公開が予定されていますしハリウッド版ゴジラも続編が2018年に公開予定でさらに3部作の予定でいるそうなのでその際にはこのゲームの続編を出して欲しいです。
たぶんその頃には僕もPS4を入手している…はずです。
続編には今回のゲームに登場しなかったスペースゴジラ、アンギラス、バトラ、メガギラス、ムートーあたりを登場させて欲しいです。人類の兵器としてモゲラも登場させて欲しいです。
ステージも『ゴジラVSスペースゴジラ』の舞台の福岡タワー周辺、『ゴジラの逆襲』の大阪城周辺などを登場させて欲しいです。
まだまだネタは尽きないですし続編の発売を切望してます!!
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