今回の映画の撮影にあたって半年ほど前から様々な特撮映画を観ています。
 
ゴジラシリーズも何度も観直しています。
特に平成VSシリーズは日本各地が登場したりラストバトルの舞台のジオラマが凄かったりと何度観ても楽しいです。
 
先日、ゴジラ84を小学校以来10年以上ぶりに観たのですが…
平成と昭和の間の微妙な時代の微妙な映画でした。
ゴジラのデザインが好きになれません。大きくて鋭くて血走った目が漫画っぽくて特に嫌いです。
放射能の影響で巨大化したフナムシも『吊られて飛んでる感』が漂っています。そもそも何故飛ぶのか…。
DVDの特典でメイキングが観れたのですがなんと全長15メートルのゴジラの足を実物大で作ってクレーンで吊って撮影したそうなのですが全く生かしきれてなくて勿体ない…
せっかく凄い物を作ったのに役者とたいして絡まないしほんの数シーンしか登場しないし。
ただ有楽町のシーンはなかなか良かった。
架空の発電所のシーンは屋内セット独特の閉塞感があった。
そして武田鉄也と石坂浩二が出演している事に驚いた。
 
 
 
他にも数々の映画を観ました。
主に昔の東宝特撮作品です。
 
『地震列島』煉瓦造りのマンションが模型とは思えない程のリアルさで驚いた。高架道路から車が火だるまになりながら飛び出すシーンが大迫力だった。
 
『世界大戦争』観ていて悲しくなってくる。最後は切なすぎる。暗い気持ちになる事間違いなしの映画だった。ロンドンやパリの破壊シーンは爆発する瞬間に画面が明るくなるので模型が安っぽく映ってしまう感じがした。陰影がはっきりしていてちょっと暗めの画面の方がリアルに見える。ニューヨークも然り。自由の女神が台座からポーンと外れて飛ぶのはどうかと思った。
 
 
『新幹線大爆破』凄いタイトルだと思った。最後までハラハラドキドキさせられる。犯人側にも新幹線の乗客にも管制室の人にも感情移入してしまう。映画冒頭のSLの爆発シーンは大迫力。あれは本物なのだろうか…模型とは思えない迫力とリアルさだった。
 
 
『妖星ゴラス』南極基地の建設シーンがとにかく凄い。広大なセットと細かに動く重機の模型、各所であがる溶接の火花。こんなに見応えのある建設シーンは他にないと思う。途中に出てくるセイウチ怪獣はいらないと思った。
 
『竹取物語』市川昆監督の撮ったSF映画。特撮シーンは首長竜との海での戦いなど。ラストはまさかの『未知との遭遇』の円盤のパクリが出てくる。よく堂々とこれを撮ったと驚く。
 
 
 
映画ではなくドラマ版の『日本沈没』も観た。映画版では出てこない日本各地の破壊シーンが毎回あるのが良い。金閣寺、潰れる清水寺、鎌倉の大仏、五稜郭などなど・・・。特に札幌の大通りのシーンが良かった。
由美かおるも美人だ。
 
これもテレビドラマだけど『鉄甲機ミカヅキ』中学生の時に観てはまった。スイカイドムが懐かしいです。
第一話はとにかく特撮が凄い。スイカの種が地面に突き刺さるシーンやミカヅキが地面に降りた際に周りの街並みが破壊されるシーンのロングカットなど見どころ沢山だ。
 
 
他にも観たい映画がいくつかあるのですがレンタルDVDが無いので観ることが出来ず…購入するほどの経済力もないし。
観たいのは『ガンヘッド』、『平成モスラシリーズ』、『帝都物語』、『さよならジュピター』等です。