1/150の焼津

焼津市をモデルにしたNゲージの街並みを作っています。焼津の街並みをそのまま模型化するのでは無く、近隣の静岡市、藤枝市など地元の思い出深い風景、柴又やハワイの要素も取り入れた街並みを制作中です。

2012年03月

駅前ジオラマの製作に関する記事を書くのは1カ月半ぶりになります。
 
その間ぼちぼちと地道に作業していました。
 
 
 
それぞれの住宅を隔てる為の塀を製作しました。
ボール紙を灰色に塗って細く切って地面に直接接着していきます。
住宅の配置が不自然にならないように考えなら住宅を仕切っていきます。
とても地味な作業です。これには半日くらいかかりました。
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地面に描かれた四角いマークは住宅を置く目印です。↑
普段はベースの上に建物を並べていないのでいざ置く時の事を考えてベース上には様々なマークが描いてあります。
 
次は道路標示をパソコンで製作し、プリントして地面に貼っていきます。
これもまた大変な作業です。貼る表示の数は100を遥かに超えているからです。
制限速度や『止まれ』を貼った道路。↓当初は手描きの予定だった駐車場もパソコンで作った方が綺麗に見えるので製作しました。
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こんなにたくさんプリントしたのにあっという間に使い切ってしまいました。↓
 
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横断歩道や矢印も貼っていきます。
あと道路をウェザリングしました。
白線が霞んでいたりした方がよりリアルになるかと思ったからです。
この道路に関する作業も半日くらいかかりました。
 
 
 
建物の製作は既に済んでいるので小物の製作に着手しました。
自販機です。↓
実際の自販機を正面から写したものをパソコンで加工して印刷、ボール紙に貼っていきます。
ボール紙は厚みを出すために2枚重ねてあります。
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看板なども製作していきます。
これは駅の南口の様子です。↓
後ろに駅舎を置いてないので分かり辛いのですが足湯や実在する看板や案内板を製作しました。
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これで製作のほとんどが終わったので最終仕上げに移ります。
作った建物や小物を実際にベースに接着する作業です。
あと樹木や電柱も刺していきます。
 
これはジオラマベースを屋外に出してからの作業になります。
撮影を屋外で行う予定なのですがベースが大きすぎて部屋から出すときに壁にぶつかるなどしてジオラマが破損してしまう危険があるので仕上げ作業は撮影の直前に屋外で行いたいのです。
 
 
 
そんなわけでさっそく屋外に出しました。
今日は仕事が休みで予定も入れてない上に朝から晴れていて撮影日和だからです。
 
これが屋外に出したジオラマの全貌。↓
仕上げ前です。
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これにまず電柱を刺して電線を張っていきます。
電線は黒い裁縫糸です。
そして樹木を刺していきます。
 
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写真ではいまいち分からないですね。この作業だけでも1時間半くらいかかりました。
 
 
そして建物の接着に移ろうとしたのですが・・・
 
物凄い強風が吹いてきました。
 
今日の焼津は冷たい強風が吹き荒れていてとても撮影なんて出来ないです。
ジオラマベースそのものが風に煽られて浮いてしまいます。
ホリゾンドの為のベニヤ板もすぐに倒れてしまうし…
 
仕方がないので急遽仕上げ作業と撮影を諦めてジオラマを室内に運びました。
 
風の無い日を選んで再び作業を再開したいと思います。

映画製作の為にトミカを3台と100均でボールを購入しました。
 
自衛隊の軽装甲機動車とセレナとワゴンRです。↓
ボールの使い道は秘密です。
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製作もぼちぼち進んでいます。住宅街の隅に置く住宅カキワリを製作しました。↓
 
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さてタイトルにもありますが…
半年くらい前に鑑定団で数百円で購入したおそらく食玩であろうスペースゴジラを飛行モードに改造します。
 
これが改造前のスペースゴジラです。↓
普通の直立姿勢です。
 
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これをカッターで尻尾と首をカットしていきます。
泳いでいるゴジラのような姿勢にする為です。
 
カットしたら紙粘土で足りない部分を埋めながら姿勢を整えます。
ガメラ飛行モードの製作の時と同じ要領です。
 
その後、紙粘土で背中に多量の水晶を造形していきます。
 
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水晶の根本は水色に塗装します。
水晶の先に向かって色を薄くしていきます。
 
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実際のスぺゴジ飛行モードを忠実に再現するのではなく自分なりにかなりアレンジしています。
 
ミレゴジの背びれをちょっと意識しています。
 
実際のスぺゴジ飛行モードは尻尾がなくて足も膝から下が水晶になっています。顔も下を向いたままで個人的にダサいと思っています。
特に映画冒頭の回転しながら宇宙を直進する姿は本当にダサいと思います。
 
 
両サイドに大きな水晶がある所など元デザインを残した部分もあります。↓
ただし前に向かって飛ぶ事を意識して水晶の多くが後ろ側に向かって空気抵抗が少なそうに生えている所は印象が元デザインと大きく違うところです。
というか水晶よりも背びれを意識しています。
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震災から1年が経ちました。
 
 
当初は震災の影響は身の回りに特に無かったと思っていたのですが1年経って浮き彫りになってきた事があります。
レイアウトに関する事です。
僕のレイアウトは今現在、離れに置いてあります。
置いてあるといっても固定レイアウトで簡単に移動できないような大きさなので他の場所に移すのは困難です。
 
離れは昭和初期に建てられた木造建築物です。耐震基準はもちろん満たしていないです。
震災前からあちこちにガタがきていました。
しかし昨夏辺りから天井に1か所小さな染みが出来始めてそれが少しずつ大きくなっていきました。
 
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そうです。雨漏りです。
今のところ滴が落ちる瞬間を見た事はないですがこの染みの真下にあるレイアウトは被害直撃でした。
我がレイアウトは物凄く水に弱いのです。
道路や看板はパソコンで製作して印刷しているので水が付くと印刷が溶けてしまうのです。
このような状態になるのです。↓
 
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こうなってしまったら道路を全て剥がして張り替えなければなりません。
今はレイアウト製作を休止しているので作業再開は先になりますが物凄く大変な作業になるでしょう。
 
雨漏り対策として今はレイアウトの一部にビニールをかけていますが今後の事を考えてどうにかしなければならないですね…。
 
 
 
 
そしてこの一年を振り返ると…
個人的にはあっという間の1年でした。
そして震災とは全く関係ない個人的な事なのですが物凄く沈んだ1年でした。
仕事の事や将来の事で悩んで苦労して報われない、悶々とした1年で未だにその渦中にいます。

かなり久しぶりに映画製作に関する記事です。
今年に入ってから忙しくて全く作業は進んでいませんでした…
しかし今週になってから少し忙しさが落ち着いたので本格的に作業を再開しました。
 
モスラの幼虫はガチャガチャの景品の小さい人形を使う予定でしたがもう少し大きい人形が欲しいな・・・と思っていました。
そして物凄く悩んだ結果、4000円くらいするDXモスラ幼虫を購入しました。
この映画の為だけに高い買い物だな…と悩みに悩みました。
 
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モスラ(96)公開時に発売された物です。
15年くらい前に発売された物なのにまだ在庫があった事に驚きです。アマゾンで購入しました。
 
 
当時、バンダイから発売されていた玩具の紹介冊子が付いてました。↓
カーレンジャーや地獄先生ぬ~べ~の玩具が載ってました。懐かしいです。
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モスラの表皮は柔らかい素材で出来ています。↑
やけに肌が白く見えるのは光の加減ではなくて本当にこの写真のように白いのです。
茶色い素材に白く塗装が施されています。なんでだろうか…モスラは茶色いはずなのに。
 
 
さて…
 
なんでこのモスラの幼虫が400円と高価なのかというと走行するのです。
 
単三電池2本で走ります。
前進するだけですが。
 
 
さっそく試してみました。
 
 
いざレイアウト上に乗せて走らせると・・・なかなか面白いです。
いくつか動画を撮ってみました。
 
 
 
モーター音が煩いです。
 
道路上の車を予め退かしておかないとちょっとした障害物があるだけでモスラを止まってしまいます。
ものすごく動力が弱いのです。
 
 
いちいち車を退かすのは面倒な作業でした。
 
 
 
信号機などに引っかかってしまっても止まります。
 
 
 
今回の試し走行で信号機と街灯が1本ずつ折れてしまいました。
モスラ恐るべしです。
 
 
 
 

2010年の夏に沼津を中心に撮影していた映画『大好きなクツをはいたら』が結局公開中止となりました。
 
僕も撮影に参加していたので公開中止というのは残念でなりません。
 
本当ならば2011年の2月に公開予定だったのだけれども大口の出資者が辞退した事を理由に資金難で公開延期に。
当初は『わたしとクータの小さな冒険(仮)』というタイトルだったけどその頃に今のタイトルに変更。
そのままま公開未定が続いていたが公開予定日から約一年後であるこのたび主演の大橋のぞみの引退発表と合わせて公開中止が正式に発表されました。
 
その他の出演者はソフトバンクのCMで未だに人気の白い犬カイ君。
工藤夕貴さん、木下ほうかさん、横山通乃さん、中野唯花さんなどなど…
 
ここ数年、資金難などを理由にお蔵入りになる邦画が多いですね。
 
あの猛暑のなか、夏休み返上でがんばって撮影に挑んでいた大橋のぞみがかわいそうだ。
そして撮影に協力していた沼津市や商工会議所など公開中止になった事でたくさんの方々の苦労が報われない結果になってしまって本当に残念です。

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