ジオラマ制作記事その2です。
ジオラマの制作にはかなりの時間がかかりそうなので暫くはジオラマ制作関連の記事が続く予定です。
ちなみに前回の記事で紹介したジオラマベースはクライマックスのラストバトルのシーンで使う予定です。
ゴジラ平成VSシリーズで毎回あった第9スタジオにて撮影された巨大なジオラマセットを強く意識しています。
VSモスラの横浜やVSキングギドラの新宿、スペゴジの福岡など、最終バトルの地を広々とジオラマ化するのもこのシリーズの見所でした。
さて今回はジオラマ内に置く樹木を制作します。
前回の記事で紹介した綿と爪楊枝を使います。
まずは緑色の絵の具を水で溶いた容器の中に綿を入れます。
そして良く馴染ませます。↓
まるで汚い河川の藻みたいになりました。藻のイミテーションを造りたい時はこうすれば良いんですね・・・
そんな機会、思いつかないけども。
次に爪楊枝を茶色に塗ってその先に先程の綿を付けていきます。↓
物凄く簡素ですがこれで樹木は完成です。
不出来なので鉄道模型に置くには不向きですが今回の映画のように低画質で遠くから撮れば気にならないと思います。
ちなみに今回の作業で80本作りました。
まだ爪楊枝も綿も半分以上残っているのでいくらでも量産できます。
破壊する可能性の高い小道具にメーカーから出ている既製品を使うのは勿体無いし不経済的ですからね。
安く済みました。
道路標識もジオラマ内に必要なのですが自作するよりも余ったら鉄道模型の制作に回せる既製品を選びました。
前々から気になっていた『さんけい』の標識です。↓
しかし標識はシールではなく切り取って糊で貼らなければならないっていうのが大変そうです。
丸い標識がほとんどなので特に大変そうです…シールにしてくれれば良いのにね…
信号機や電柱はKATOやGMの既製品を使う予定です。
もともと余っているのがいくつかあるのでそれを使おうと思います。
さていよいよ次は建物を作っていきます。
すべて自作の予定です。
まずはどんな感じかと試しに2つほど住宅を作ってみました。
外壁はGM製の住宅を撮影してパソコンで加工、屋根はフリー素材を加工して印刷しました。
それをペーパークラフトのように組み立てていきます。
ある程度頑丈になるようにと裏にはダンボールを切り取って貼りました。↓
これまた不出来です・・・
初めて作ったっていうのもあるのですが・・・もう少し組み立て易いように改良しようと思います。
ちなみにサイズはNサイズよりも小さめのZゲージサイズです。
1/300なのでこのブログで扱っている模型の半分の大きさです。
煙草の箱と比べるとその小ささが分かる。↓
Zゲージは既製品のストラクチャーやアクセサリーは無いと言っていいくらいに普及していません。
なので建物は自作、アクセサリーはNゲージの物を誤魔化しながら使おうと思います。
ジオラマの全てがZゲージサイズというわけではなく特撮映画では非常に良く使われているように手前の方は大きめのサイズにして遠近感を強調していく手法を使おうと思います。
ゴジラと接する身の周りは徹底してZゲージにするつもりです。
何故Zゲージにするのかというと今回の映画に使うゴジラのソフビのサイズの都合です。
ゴジラのソフビの身長が15センチ。
設定上、平成ゴジラの身長は100メートルですが今回の映画では初期設定のように50メートルって事にしようと考えているのでジオラマがこのようなサイズになりました。
なぜゴジラの身長設定を50メートルにしたかというと高層ビルのない焼津の町並みに100メートルのゴジラはないだろう…と思ったからです。
ミレニアム以降、ゴジラの身長が原点回帰したようにやっぱりゴジラは50メートルがちょうど良いかなって事ですね。
これはヤフー地図を印刷した物。↓
焼津駅を中心にこの範囲をジオラマ化していく予定です。