1/150の焼津

焼津市をモデルにしたNゲージの街並みを作っています。焼津の街並みをそのまま模型化するのでは無く、近隣の静岡市、藤枝市など地元の思い出深い風景、柴又やハワイの要素も取り入れた街並みを制作中です。

2011年09月

ジオラマ制作記事その2です。
 
ジオラマの制作にはかなりの時間がかかりそうなので暫くはジオラマ制作関連の記事が続く予定です。
 
 
ちなみに前回の記事で紹介したジオラマベースはクライマックスのラストバトルのシーンで使う予定です。
ゴジラ平成VSシリーズで毎回あった第9スタジオにて撮影された巨大なジオラマセットを強く意識しています。
 
VSモスラの横浜やVSキングギドラの新宿、スペゴジの福岡など、最終バトルの地を広々とジオラマ化するのもこのシリーズの見所でした。
 
 
 
 
 
さて今回はジオラマ内に置く樹木を制作します。
 
前回の記事で紹介した綿と爪楊枝を使います。
 
まずは緑色の絵の具を水で溶いた容器の中に綿を入れます。
 
そして良く馴染ませます。↓
 
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まるで汚い河川の藻みたいになりました。藻のイミテーションを造りたい時はこうすれば良いんですね・・・
そんな機会、思いつかないけども。
 
 
 
次に爪楊枝を茶色に塗ってその先に先程の綿を付けていきます。↓
物凄く簡素ですがこれで樹木は完成です。
 
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不出来なので鉄道模型に置くには不向きですが今回の映画のように低画質で遠くから撮れば気にならないと思います。
 
ちなみに今回の作業で80本作りました。
 
まだ爪楊枝も綿も半分以上残っているのでいくらでも量産できます。
 
破壊する可能性の高い小道具にメーカーから出ている既製品を使うのは勿体無いし不経済的ですからね。
安く済みました。
 
 
 
 
道路標識もジオラマ内に必要なのですが自作するよりも余ったら鉄道模型の制作に回せる既製品を選びました。
前々から気になっていた『さんけい』の標識です。↓
 
しかし標識はシールではなく切り取って糊で貼らなければならないっていうのが大変そうです。
丸い標識がほとんどなので特に大変そうです…シールにしてくれれば良いのにね…
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信号機や電柱はKATOやGMの既製品を使う予定です。
もともと余っているのがいくつかあるのでそれを使おうと思います。
 
 
 
 
 
さていよいよ次は建物を作っていきます。
すべて自作の予定です。
 
 
まずはどんな感じかと試しに2つほど住宅を作ってみました。
外壁はGM製の住宅を撮影してパソコンで加工、屋根はフリー素材を加工して印刷しました。
 
それをペーパークラフトのように組み立てていきます。
ある程度頑丈になるようにと裏にはダンボールを切り取って貼りました。↓
 
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これまた不出来です・・・
初めて作ったっていうのもあるのですが・・・もう少し組み立て易いように改良しようと思います。
 
ちなみにサイズはNサイズよりも小さめのZゲージサイズです。
1/300なのでこのブログで扱っている模型の半分の大きさです。
 
煙草の箱と比べるとその小ささが分かる。↓
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Zゲージは既製品のストラクチャーやアクセサリーは無いと言っていいくらいに普及していません。
なので建物は自作、アクセサリーはNゲージの物を誤魔化しながら使おうと思います。
 
 
ジオラマの全てがZゲージサイズというわけではなく特撮映画では非常に良く使われているように手前の方は大きめのサイズにして遠近感を強調していく手法を使おうと思います。
ゴジラと接する身の周りは徹底してZゲージにするつもりです。
 
 
何故Zゲージにするのかというと今回の映画に使うゴジラのソフビのサイズの都合です。
 
ゴジラのソフビの身長が15センチ。
設定上、平成ゴジラの身長は100メートルですが今回の映画では初期設定のように50メートルって事にしようと考えているのでジオラマがこのようなサイズになりました。
 
なぜゴジラの身長設定を50メートルにしたかというと高層ビルのない焼津の町並みに100メートルのゴジラはないだろう…と思ったからです。
 
ミレニアム以降、ゴジラの身長が原点回帰したようにやっぱりゴジラは50メートルがちょうど良いかなって事ですね。
 
 
 
 
 
これはヤフー地図を印刷した物。↓
焼津駅を中心にこの範囲をジオラマ化していく予定です。
 
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撮影に使うジオラマの制作を始めました。
 
今回、追加で購入したものがいくつかあります。
全てダイソーで購入しました。
 
色画用紙2種。とポスカ白。↓
水色の画用紙は背景に使う為に、灰色の画用紙は地面(アスファルト)に使います。ポスカは白線を引く為です。
しかし灰色とはグレーの事だとずっと思っていたのにダイソーで売っていた灰色の画用紙は黄ばんだ変な色をしていました。僕の灰色に対する認識が間違っていたのか・・・疑問が残ります・・・。
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手芸用の綿と緑の絵の具とガムテープ(布)↓
 
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軽い紙粘土と普通の紙粘土と爪楊枝。↓
 
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爪楊枝を購入したのは初めてですが100円でこんなに大容量だとは知らなかった・・・1200本入り。
 
空けるとこんな感じ。↓圧巻っていうかちょっと気持ち悪い。
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さてまずはジオラマの土台を作ります。
有り余っているダンボールを使います。
 
ダンボールを解体、先ほど紹介したガムテで貼り付けていきます。↓
これがクライマックスシーンで使う最も大きなジオラマの土台です。150cm×150cmの大きさです。
大きすぎて部屋から出すのがかなり大変です。
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ちなみに今まで僕はガムテープは布製の方が粘着性が優れていると思っていて今回も黒い布製のガムテを購入したのですが途中で足りなくなってしまい、仕方なく家にあったクラフトタイプの表面がツルツルしたガムテを使う事にしました。
布製の方が粘着性が優れているというのも僕の思い込みでクラフトタイプもにたような粘着具合かもしれないな・・・そう思っていたのですが
 
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ちょっと風が吹いただけで簡単に剥がれてしまいました
やっぱり布製の方が良いって事ですね。
 
 
 
 
 
それにしても・・・
 
 
こうして見るとダンボールで家を作っているみたいですね
青い部分はこの間、スプレーで塗装する作業の際に下に敷いた為です。映画の撮影とは全く関係ないです。
 
 
これに灰色の画用紙を貼っていきます。↓
やっぱりどう見ても想像していた灰色と違う…まぁ良いですけどね。どうにかなるでしょう。
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これで土台は完成です。
次回は建物を作っていきます。

今回の映画の為に動画編集ソフトを購入しました。
 
コーレルのVideoStudio X4です。
 
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動画編集ソフトを購入するのは初めてです。
夏に作った特報はムービーメーカーを使いました。無料だったので。
 
しかし今回はもっと良い物が欲しくて迷いましたが購入する事にしました。
 
気になっていたのはフィルターの素材です。
パッケージの広告に載っていた雨などです。
 
まだ慣れていないので細かい事はできませんがどんな物なのか色々と試してみました。
 
 
レイアウト上にミレゴジのソフビを置いて撮影。↓
コレはまだ加工する前の元の状態です。
 
 
 
そしてこっちは加工後。↓
雨と霧(正確には雲)を追加しました。
 
 
 
雨は強さや向きを変える事が出来ます。
雲もいくつか種類があります。雲としてではなく霧や煙として使っていこうと思います。
 
ただ残念なのがフィルターというかエフェクトが少ない所です。
爆発とか炎とかがあれば良いのに。
これではゴジラの熱線やガメラの火球が再現出来ない・・・どうしようか・・・
 
 
 
 
 
さてようやく絵コンテが書き上がりました。↓
 
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VideoStudioでどんな事が出来るのか把握してから書き始めたのですが・・・大変でした。
 
頭の中で空想している時は楽しいのですがいざ書いてみるとなかなか筆が進まないです。
1週間くらいかかりました。
そして書きあがったときにコレ・・・本当に撮れるな?と心配になりました。
かなり大変な撮影になりそうです・・・
 
絵コンテが書きあがり、だいたいの制作方針が決まりました。
いったいどれだけのジオラマセットを作れば良いのか等。
 
かなりの数のジオラマを作らなければならなそうです・・・

まだまだ撮影スタートには時間がかかりそうです。
 
脚本や絵コンテ書いたり・・・小道具の制作もまだこれからです。
 
ここ1週間くらいは平成ゴジラシリーズや平成ガメラ3作品を観たりしてモチベーションを上げています。
 
 
資料にと何冊かまた本を購入しました。
 
特報の撮影メイキング記事に載せた本だけでは物足りずに古本屋で多量購入。
だいたい1冊2,300円だったのでつい・・・・
 
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スペシャルグラフィクスという雑誌(?)を読んだのは初めてだったのですが内容がとても充実していて楽しかったでした。
特撮メイキングも沢山載ってて良かった。
 
特にガメラ2作品の特集号が良かった。3も欲しかったんですけど売って無かったです・・・残念。
 
モスラ2の特集号も懐かしくて面白かった。モスラ3部作は世間的にあまり評判が良くないらしいですが公開当時、小学生だった僕は普通に好きでした。
ただDVDのレンタルを行っていないので今は気軽に観る事が出来なくて残念です。公開以来観ていないので。
観たいけどDVDを買うのはなぁ…と思うので。
 
 
あとVSモスラのムック本と×メカゴジラファンタスティックコレクションの内容はそこそこでした。
 
 
 
他にもVSモスラのコミカライズも購入しました。中古で安かったので。
しかし映画と内容がかなり違うのに驚いた。
子供向けの漫画なのにヒロインが激しく流血するシーンがあるのはどうかと思いました。
 
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×メガギラスのムック本は購入して後悔しました。
内容が子供向け過ぎる。しかもメイキングが一切載っていなかった。中古で500円もしたのに・・・
 
 
 
 
 
購入した本に関する記事はここまで。
 
 
 
 
 
 
 
ここからは小道具の準備に関する記事です。
 
 
戦車は数年前に中古で購入した自衛隊の戦車コレクション的なフィギュアと日本沈没メカコレクション的な物を使うつもりです。↓
勿体無いので壊さないように注意して扱おうと思います。
 
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撮影用のジオラマ等はこのダンボールを使って作る予定です。↓
夏場に多量に作った本棚の空き箱です。撮影に使うつもりで捨てないでおきました。
かなり部屋の場所をとるので早く処理したいです・・・
他にも発泡スチロールが多量に余っています。
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その他の近況
 
 
ロケハンについて・・・
 
 
 
焼津を舞台にする予定なので市内の各所でロケハンしています。
人や車両の通行の少ない早朝に1ヶ月くらい前から行っています。
まだ全て終了していないです。
 
本町にあるスーパーの様子。早朝なので駐車場もがら空き。↓
 
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そろそろ季節的に日の出が遅くなってきたので早朝の撮影にも支障が出てきました。
早めに全てのロケハンを終わらせたいです・・・
 
 
 
 

前回の記事の続きです。
 
ひとつの記事なのに前後編に分けるのって何だか最近の邦画みたい…
写真の載せられる量が限られているので仕方ない…
 
 
 
 
 
 
アオシマのコーナーも広く設けられています。
 
夏に発売された立体駐車場や数年前に発売された団地も置いてありました。
プロが組み立てるとこんなに綺麗に仕上がるのだなぁと思いました。
 
 
戦艦など船の模型が並んでいます。↓
その小ささ、あまりの細かさに驚きます。写真じゃ伝わらないのが残念です。
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アオシマ製の漁船プラモデルです。↓
これは欲しいですね・・・かなり細かい所まで再現されて良い感じです。
ずっと前から気になっていて特撮映画の撮影に使おうとも考えていたのですが予算の都合でジオコレの漁船を使う事にしました…
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日本の歴史ミニチュアモデル。↓
こんな物も発売しているのか・・・・誰が買うのか。
もっとリアルに塗装すれば良いのに…と思う。ちょっと塗装がポップな感じなので。
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静岡ホビーショーでも展示されていたタミヤのフェイクスイーツへの新規参入商品。↓
今まで取扱店が全国でも限られていましたが最近、焼津のキッズランドでも取り扱うようになって嬉しい限りです。まだ買ってないんですけどね
 
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ラウンジには人間くらいのサイズのガンダムが展示されていました。↓
 
 
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常設展示場に関する記事は以上です。
 
 
イベントスペースは撮影禁止なので写真はありません・・・
 
オープン当初は山田卓司氏の展示会や工作教室が行われていたそうだ。
昨日、初めて知ったのだが行けば良かったとかなりショックでした。
 
 
今現在は今月19日まで戦場カメラマン渡部陽一&紙の魔術師太田降司展が行われています。
こっちの展示会は入場料の900円を払わなければなりませんが見る価値はあると思います。
 
本当に凄かったです。絶対に見るべきだと思いました。
 
1年前に何故か流行った渡部陽一氏の戦場写真(ホビーと関係ないのに…)はもちろんの事、太田降司氏の作品が凄いのです。感動しました。
 
ペーパークラフトがこんな凄いものだとは知りませんでした。
 
 
特に惹かれたのは電柱、信号機、踏み切り、桜など、日本の情景が気に入りました。
 
日本橋や六本木の都会的な風景や昭和の嫁入り風景など情緒的なものまで・・・
 
 
あー、凄いもん見た。
 
 
 
 
 
 
 

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